教えて!センパイ!

カギ屋編

本日のお仕事

カギ屋

今回二人が挑戦したのはカギ屋さんのお仕事。「カギ屋」と一言でいうものの、靴の修理や時計の電池交換など、そのお仕事は多彩です。
街の便利屋さんポジションのお仕事ですが、どうしてそんなに色々なお仕事手掛けるのか、そのあたりもふくめe-工房のスタッフにお話を伺ってみました。

取材協力:株式会社マネット e-工房/営業本部 鈴木大和さん
http://www.aikagi.jp/

実際に働いている方にお仕事のアレコレ、聞いて見ました!

業務が多岐にわたるお仕事ですが、日ごろ気を付けていることは何でしょうか?
精密機器で触ってはいけない箇所もあるため、時計は一番扱いに気を付けているかもしれません。お預かりする際の事前のお客様とのお約束事が一番多いです。
ほか、限定品やお客様の思い入れが強いもの、代わりがきかないものについては、特に慎重に対応しています。
このお仕事に一番やり甲斐を感じる部分はどこですか?
自分は靴関連でこの仕事に就きましたので、例えば修理のむずかしい靴や、自分の好きな種類の靴が修理できた時が楽しいです。
きれいに仕上がったり、それでお客様に喜んでもらえた際に喜びを感じます。
持ち込まれるカギで古いカギなどの依頼もあったりしますか?
たまにあります。ほかにも「これカギなの?」という、見た目は板にしか見えない、銭湯のロッカーのカギみたいなものもありますが、こういった種類は型がないので、金属板で無理やり作ったりします。
あとは昔の牢屋のカギのような、棒カギもよく依頼があります。玄関前の門扉などでは結構多いんです。
カギを見てすぐにその型番などを特定できたりするのでしょうか?
TVドラマを見ていてカギが映ると「あ、このカギは〇〇番だな」とか推測してしまうことがあります。
また、高級マンションに入っていくようなシーンなのにカギが安物で「嘘だろ?」と思うこともあります。
どういったタイプの方がこの仕事に向いていますか?
器用な方が圧倒的に向いていると思います。
また靴に関して言うと修理の仕方が色々あるので、ファッションセンスがある程度ないと、選んだ素材のチョイスが合っていないこともあります。
自分にとってこのお仕事とは?
楽しいです。
自分は靴を作ることから入っているので色々な靴を触れますし、それこそ自分が絶対に買わないような靴の構造を見て「なんだこれは!?」といった発見もあります。
本当にボロボロの靴を持ち込まれることもありますが、修理したのち自分でも「きれいになったな」と思えるものは、お客様にもとても喜んでいただけるので、それは単純にうれしいです。